先日、エステティックグランプリの活動で、竹村常務理事と竹村さんのサロンの田中さんと東京ビューティーアート専門学校にスクール講義に行ってきました。田中さんは、１０年前に開催された「第９回エステティックケアコンペティション」の出場者で、私はその時現場運営をしていたので、当時の出場者はよく覚えており、こういうところで再会で来たことも嬉しかったです。

今回は、３ヶ月後に就職を控えた２年生でしたので、社会人になる前の心構えということで、仕事の楽しさや心の持ち方、考え方を中心にお伝えさせていただきました。竹村さんや田中さんからは、自身のエステティシャンとしての経験から、「エステティシャンという仕事の意義、役割」についてでした。私自身もとても勉強になりました。

今回印象的だったのが、担当の先生の学生さんに対する思いです。事前の打ち合わせからも、学生思いなのが言葉の節々からひしひしと伝わってきました。また、学生さんたちはとても素直で元気。講義中も声を出して、反応してくれるので、こちらもとても話しやすい雰囲気でした。

そもそもエステティックグランプリのスクール講義は、第４回エステティックグランプリの時に本格的にスタートしました。当初、エステティックグランプリでは、１人でも多くの学生さんにエステティックグランプリの大会を観戦してもらい、輝いているプロのエステティシャンを観てもらうことにより、将来の目標ができることを願い、スクール開拓を頑張っていたのですが、全く門戸が開かれずでした。しかし、当時のスクール委員長だった鈴木さんがスクール講義を提案してくれ、私は最初実は半信半疑だったのですが、鈴木さんが私を足利美容専門学校に講師として連れて行ってくれ、そこで講義をさせていただき、その必要性と意義が分かり、その後スクール講義を入口に、三谷さんや鈴木さんと全国のスクールとの関係をたくさん構築することができました。その過程では、山野美容芸術短期大学の吉田先生や京都医健専門学校の川飛先生などにたくさんの先生方をご紹介いただいたことに本当に感謝しています。そして、初めてスクール説明会を開催した時に、最初の頃の開拓できない苦労を思い出し、思わず涙してしまったことも良い思い出です。今は、その思いを伊地知さん、現鈴木委員長に引き継がれていっています。現在は、「エステティシャンになりたい」という学生さん自体が減少傾向なので、スクール委員会の役割も変わりつつありますが、これからも私の大好きなスクール委員会を盛り上げていってほしいと思います。

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