オーガニックコスメの存在感が高まる中、「オーガニックエステ」に対する注目度も高まってきています。
最近、「オーガニックエステって何?」「一般的なエステとどう違うの?」と質問されることも増えてきました。「オーガニックエステ」に対する明確な定義はないと思いますが、私個人的には以下のように考えています。
- サロンで使われている化粧品は、オーガニックコスメである。
- 機械主体ではなく、ハンドトリートメントを主体としている。
- サロンで出される食品やドリンクもオーガニックである。
- サロンで使われているリネンもオーガニックである。
- サロンで販売されている商品がオーガニックである。
上記の5つを満たしていれば、十分に「オーガニックエステ」と謳って良いと思っていますが、「サステナビリティ」を考えた以下のことを満たすことができれば、さらにレベルの高い「オーガニックエステ」になれると考えています。
- サロンの建材や内装材も可能な限り自然素材を使用している。
- 再生可能エネルギーを積極的に活用し、CO2排出量削減に取り組んでいる。
- お客様が長く通い続けられる仕組みが存在する。
オーガニックエステは、強い美容成分を含んだ化粧品を使うわけでも、美容機器を使うわけでもありませんが、エステティシャンのハンドトリートメントやオーガニックコスメで、「肌自体の力を上げて、肌トラブルの起きない肌を作る」という結果へのアプローチの方法が一般的なエステと異なっています。
どちらが良い悪いということではなく、どちらが好きか、どちらが自分に合っているかという視点でエステティックサロンを選んでいただきたいと思います。