化粧品には、全成分表示の義務があるので、裏ラベルや箱などに全成分が記載されていますが、化粧品の全成分の中に表示しなくても良いとされている成分があり、それをキャリーオーバーと呼んでいます。

キャリーオーバー成分の１つは、化粧品原材料メーカーがエキス抽出に使う溶剤です。そのほかキレート剤や防腐剤があります。エキスを原料会社から仕入れて使う化粧品メーカーは、完成した製品に、あらかじめエキスに使われていた溶剤、キレート剤、防腐剤は表示しなくても良いと薬事法にあるのです。
「配合されている成分に付随する成分（不純物含む）で製品中にはその効果が発揮されるより少ない量しか含まれないものについては、表示の必要はない」と書かれています。

フルーツルーツの化粧品は、キャリーオーバーを含む全成分を表示していますので、是非化粧品の裏ラベルをご覧ください。