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国産オーガニックコスメ&エステティックサロン

Column

フルーツルーツのオーガニックコラム

不妊治療を始めるタイミングやその方法について

 

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子どもがほしいと意識し始めると気になるのが“不妊”という言葉。
不妊治療を受ける人は年々増加しており、「もしかして私たちも……」と考えるのは、ごく自然のことです。


不妊治療を始めるきっかけやタイミングはいつなのか、不妊治療っていったいどんなことをするのか、ご紹介しますね。


 


|不妊症の目安について


妊娠を望んでからどのくらいの期間授からなければ、不妊症の疑いが持たれるのか、ご存じですか?
3年?5年?


いいえ、実は1年なんです。
1年間避妊をせずに仲良く夫婦生活を送っていれば、多くの人が自然に妊娠するといわれています。


日本産科婦人科学会でも、不妊の定義を、
“生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という。その一定期間については1年というのが一般的である。”
としています。


そう、妊活を始めてから1年経過しても妊娠しない場合は、検査を受けてみることを考えてもよいでしょう。
また、年齢的に不安がある人は、1年を待たずとも、検査を受けてみてください。


 


|不妊治療はどんなことをするの?


不妊治療のスタートは、まずいくつかの検査です。
これは夫婦で受けるのが基本となっています。


昔は不妊の原因は女性にだけあるといわれていましたが、現在ではこれは大きな間違いとわかっています。
不妊の原因は男女どちらにでもある得るのです。


女性は血液検査や超音波検査、男性は精液検査などが基本の検査になります。(状況に応じて検査が追加されることがあります。)


不妊治療は、負担の少ない方法からスタートする、ステップアップ治療です。
年齢や検査の結果次第でスタートポイントやタイミングは異なります。
順を追って紹介していきます。


●タイミング療法
はじめの検査で異常が見つからなかった場合は、タイミング療法からスタートします。
タイミング療法とは、排卵日の2日前から排卵日までに、タイミングを合わせて性交を行う方法です。
およそ半年くらいを目処に行い、状況に応じて排卵誘発薬などを用いることもあります。


●人工授精
タイミング療法で結果が出ない場合には、人工授精を試みます。
精液を採取し、その中から動きの良い精子だけを取り出して、子宮内に直接注入します。


人工授精で妊娠が認められない場合、高度生殖医療へとステップアップします。
費用がかかるだけでなく、体への負担も大きくなります。


●体外受精
精子だけでなく、卵巣から卵子を取り出し、同じ培養液の中で培養して受精させ、受精卵を子宮に戻す方法です。


●顕微授精
1個の精子を卵子の中に細い針で注入する方法です。
体外受精では受精が起こらない可能性が高い場合に行われます。


体外受精や顕微授精を行っても、妊娠する確率はあまり高くありません。
30代前半では20%近い確率といわれていますが、40代になると1桁までその確率は落ちてしまうのです。


もしあなた方夫婦が30代で子どもを望むのなら、少しでも早く不妊検査を受けておくのが良いでしょう。


 


|病院の治療以外にできることは?


不妊治療を行なっている人はもちろん、これから妊娠を希望する人にもお勧めしたいのは、健康なからだ作りです。


例えば喫煙は骨盤内の血流を悪くし、卵巣の機能も低下させてしまいます。
男性の精巣にも影響を与え、精子の数は減り、運動性も低下します。
この機会にご夫婦とも禁煙されることをお勧めします。


また、偏った食生活や不規則な生活は、体内リズムを狂わせ、妊娠しにくいからだへと繋がってしまいます。
バランスのとれた食事や適度な運動など、健康を意識することが、家庭でできる不妊対策ともいえるのです。


晩婚化や高齢出産が増える現代では、不妊は決して他人事ではありません。
日頃からパートナーと相談して、不妊に対する知識を持っておくことも大切なことです。


 


|妊活中のストレスとの向き合い方


妊活中は誰でもストレスを感じやすくなってしまうものです。
でもそのストレスは、実は妊活成功への大きな壁となってしまうことをご存じですか?
妊活のストレスと上手に付き合うためにも、妊活中のストレスについて考えてみましょう。


●なぜストレスが壁となるの?
女性の体はとってもデリケートです。
ストレスが溜まるとホルモンバランスを崩しやすくなり、それは子宮や卵巣に悪影響を及ぼします。


女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部と下垂体というところでコントロールされています。
視床下部と下垂体はストレスの影響を受けやすく、そのためストレスが月経や排卵の乱れに繋がるのです。


●ストレスの原因はなに?
ストレスと向き合うには、まず原因を知ることが必要です。
妊活中には、具体的にどのようなことがストレスになるのか、挙げてみましょう。


◇肉体的負担
本格的な不妊治療になれば、何種類もの検査やホルモン剤・排卵誘発剤の使用など、どうしても肉体的な負担が生じます。
薬の副作用が出る場合もありますし、仕事を休んで通院する必要もあるでしょう。


◇金銭的負担
不妊治療は保険外診療となることが多く、体外受精ともなると、1度に20万〜60万円もの費用がかかるといわれています。
国の公的補助もありますが、それでも大きな金額がかかることに変わりはありません。
それ以外の通院費や薬代など、トータルで考えると100万円を超える場合もあります。


◇周囲からのプレッシャー
周囲からの何気ない一言が、プレッシャーとなることはよくあります。
友達の妊娠出産報告や年賀状の家族写真にも、過敏に反応してしまうかもしれません。
両親や親戚とギクシャクしてしまうこともあり、それがまたストレスになってしまうのです。


◇先が見えない不安
妊活を始めてからも生理がきてしまい、落ち込む間も無く次の治療に取り組まなくてはいけないという繰り返しに、少し疲れてしまうこともあるでしょう。
「何度行えば……」「いつになれば……」という終わりの見えない不安は、大きなストレスとなってしまいます。


 


|ストレスを軽減するためにできること


ストレスの1番の原因は、妊娠することだけに頭がいっぱいになってしまう点にあります。
気分転換さえ上手くできれば、ストレスを解消することも可能なはずなのです。
少なくとも、軽減できるでしょう。


例えば、マッサージやエステに行くのはどうでしょう。
いつも頑張っている自分をいたわってあげる気持ちで、しっかりおしゃれをして出かけるのが良いですね。


それから、映画を観るのもオススメです。
感動もので思いっきり泣くのもストレス発散になりますし、アクションもので悪を倒して気分爽快になるのも良いでしょう。


アロマでリラックスするのも、ストレス発散にはもってこいです。
香りには脳を刺激して、心身ともにリラックスさせてくれる効果があります。
バスタイムや寝る前に、1日の疲れをアロマで癒してあげれば、ぐっすり眠れるはずです。


また、感じていることをノートに書き出して、しんどい気持ちを溜め込まないことも大切です。
今負担になっていることや、つらいことを素直に文字にしましょう。


パートナーへの愚痴も、すぐに言うより1回ノートに書き出すことで、自分の考えを整理することができます。
そうすれば、余計な衝突を避けることもできるでしょう。


書き終わりには必ず、自分が頑張っている点を挙げて、褒めてあげるのも忘れないでください。
そう、あなたはいつも頑張っているのです。
それを忘れてはいけませんよ!


妊活中は、気分転換の必要を分かっていても、なかなかできないこともあるでしょう。
リラックスの仕方がわからないほど、思いつめてしまうこともあるかもしれません。


どうしてもつらい時は、思いっきり泣いても良いのです。
悲しんでいるあなたを自分自身で認めてあげることは、ストレス解消の第一歩なのですから。


 


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