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国産オーガニックコスメ&エステティックサロン

Column

フルーツルーツのオーガニックコラム

肌見せを楽しむ夏!角質ケアには、ボディスクラブを

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肌の乾燥が気になるのは、秋冬だけではない。

外を歩けば日差しにさらされ、室内はきまって低い温度設定の冷房がかかっている。
まさに、今の季節だ。
季節の変わり目であることもあって、ことさら肌のかさつきを感じる人も多いのではないだろうか。
それなのに、腕や脚、デコルテまで、肌を見せる装いをしたくなるのもこの時季だから悩ましい。

すっきりとしたネックラインのブラウスや、ノースリーブのワンピース。
せっかくのお洒落も、角質によってがさがさ肌が目立てば台無しというもの。
肌の乾燥や角質ケアの必要性を感じたら、今からおうちで出来ることがある。
使い始めるべきは、バスタイムのボディスクラブ。

 

食の楽しみと切り離せないもののひとつに、お砂糖がある。
それは、お菓子はもちろんお料理の味わいにも楽しみをくれる。

小さなスプーンですくい上げると、さらさらと軽やかに揺れるお砂糖。
ダイエットに励む身からすれば悪役になりがちだけど、それはお砂糖が大分素敵なものである証拠だろう。
見た目は頼りなくて儚げなのに、人間の心身に大きな影響を及ぼしてしまう強者だ。

お砂糖の食べ過ぎは良くない。
でも、お肌にとってはいくらでも欲しくなる優良な素材なのだ。
バスタイムのおとも、ボディスクラブとして。
それは、肌の角質をきれいに洗い流してくれるだけではない。
フルーツルーツのボディスクラブは、私たちをわくわくさせる香りを併せ持っている。

まずは、じっくりかき混ぜる。
この作業が、意外と楽しい。
保湿効果たっぷりの植物性オイルと、下に沈んでいるお砂糖を混ぜ合わせるのだ。
スプーン(私のお気に入りは、大きめの木のおさじだ。)でお砂糖をすくう度に、フルーツの香りが立ち上ってとろりと溶け出してくる。
まるでお菓子づくりをしている気分。
とは言え、お菓子を作るほどの時間はかからない。
二層のボディスクラブは、すぐにシャーベットのようになる。
そっとすくい、ひとさじ、肌に落としてみる。

思い切り華やかなバスタイムには、Romantic Lineがぴったりだ。
気品あるローズの香りは、少しだけスパイシー。
恋の始まりの予感、そんなことを思い出させてくれるよう。
Relax Lineは、なんとも優しい甘やかさ。
マスカットの香りは、疲れのたまった心と体にそっと寄り添ってくれる。
そして、明日のために元気を蓄えたい時にはRefresh Lineを。
オレンジとレモンの香りと聞けば、きりりとシャープな芳香を思い浮かべるだろうか。
ボディスクラブに込められたその香りは、思いの外柔らかく、ビタミンカラーの明日が楽しみな気持ちになる。

粒子の細かいお砂糖は、肌についた余分な汚れだけを洗い流してくれる。
心地よいお砂糖の感触を楽しみながら軽くマッサージするだけで、肌本来の潤いがよみがえってくるのだ。
血行の良くなった肌はきめが整い、ワントーン明るく輝いて見える。
これだけで、ちょっとした美白効果だ。
そんなに長くお湯に浸かったわけではないのに、お風呂上がりの体はいつもより温まっている気がした。
人工的な空調に晒されて凝り固まっていた体の芯が、すっかりほぐれている。
ボディスクラブに含まれる上質なグリセリンは、ぽかぽかと体を温めてくれる役割を果たすのだ。

通常、ボディスクラブを使うと、その洗浄力の強さからかえって肌の乾燥を招くことがある。
その点、フルーツルーツのボディスクラブは、そんな心配がない。
ボディスクラブに含まれるパイナップル果実と褐藻のエキス、これらが肌をしっとりと保湿してくれる。
だから、せっかく汗を流してさっぱりとした肌に、ベタベタとクリームを塗り込む必要がないのだ。
さらに、マカダミアナッツ油とホホバ油、スクワランも強い味方。
配合されたこれらの成分は、潤滑油のような役目を果たす。
つまり、肌の上を優しく滑り、余計な負担をかけることを防いでくれる。
どこまでも、肌を喜ばせるボディスクラブ!



よりストイックに肌を磨き上げたい日には、お湯にすぐに溶けてしまうお砂糖なんて物足りないだろうか。
いや、それでもばっちり効果があるのだから、姿に似合わぬ実力派だ。
お砂糖に閉じ込めた香りたちは、それぞれの役目をもってバスタイムを彩ってくれる。
いつものバスタイムにおまけをして、少しだけ時間をかけて自分を綺麗にしよう。
それはうわっつらな「自分磨き」ではない。
フルーツルーツの生み出した優秀なアイテムの力を借りて、私自身が息を吹き返すような体験。
香り高いこのお砂糖のボディスクラブは、お塩のスクラブよりも私を甘やかしてくれるように感じる。
それは、お砂糖の柔らかな粒子が肌を傷つけず、ぴりぴり痛まないという理由だけではない。

1日の終わりに、いいことがある。
それは、帰り道に思わず鼻唄を唄いたくなる、そんな少しの幸せ。
でも、その少しの幸せが積み重なり、明日へと進む健康な自分を育てるのだ。
シュガースクラブをひとさじ、体と心の栄養にしよう。
どの香りを選ぶかは、わがままなこの心の赴くまま。


https://www.fruitsroots.com/cosmetic/body/#bodyscrub

 

(神谷麻衣子 エッセイスト。大手劇団退団後、劇団在籍中に機関誌のコーナーを長きに渡り執筆していた経験を活かし、現在はエッセイストとして活動。様々なエッセイやコラムなどを独自の世界観で書いている。)

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