今回は、この時期に起こりやすいカラダの変化や予防策について、お話していきます。
●高血圧(自覚症状があまりなく、サイレントキラーと呼ばれる)
・女性ホルモンが上がったり下がったり徐々に減少してくると、血圧は反比例するように、乱高下を繰り返し徐々に上昇してしまう。
・女性ホルモンのエストロゲンは血管を拡張したり、しなやかに保つ働きがあるが、女性ホルモン減少後、血管の柔軟性が失われ血圧が上がりやすい。
・閉経後は男性より降圧剤が効きづらく、血圧コントロールしにくい。
・血圧が高い状態が続くと、血管・心臓に負担がかかり、動脈硬化から心筋梗塞・脳血管疾患などの危険がある。
◇予防策◇
○高血圧の原因になる、塩分とりすぎ・飲酒・喫煙・肥満・運動不足・ストレスなどを防ぐ。
〈野菜・果物〉
・カリウム・マグネシウムは血圧のバランスをとる。(なるべく有機・無農薬がオススメ)
〈海藻類・きのこ類〉
・食物繊維は血圧・コレステロールを下げる働きがある。
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「海藻」と「フルーツ」という自然素材のみを使用した“フルーツジュレ”
〈良質な油〉
・動脈硬化を防ぐ。
・悪玉コレステロールのモト飽和脂肪酸(肉の脂身・乳製品など動物性食品)のとりすぎに注意する。
・不飽和脂肪酸(アマニ油など植物性の油・青魚)を中心に摂る。
〈うまみ成分〉
・かつお節・昆布・きのこ類・トマト・玉ねぎ・貝類などの活用で減塩にする。
・市販のダシは塩分が含まれているので要注意です。
〈酸味をプラス〉
・レモン・ユズ・すだちなどの柑橘類を活用する。
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添加物を加えず、素材の味が活きた“フルーツビネガー”
〈香りをプラス〉
・スパイス・ハーブを活用する。(ブラックペッパー・バジル・ローリエ・カレー粉・七味・唐辛子・みょうが・大葉・生姜など)
〈飲酒〉
・1日1合を目安にする。
〈喫煙〉
・百害あって一利なしと言われるほどなので禁煙をする。
〈適度な運動〉
・継続が大切。ご自分に合った方法を考える。
〈マッサージ〉
・血流・リンパの流れを促進し肥満解消・ストレス発散にも効果的です。
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オイルを使ったダイナミックなフルーツルーツのリンパトリートメント
○毎朝、同じ時間に血圧を測る。
・更年期世代に入る前から習慣化しておくと変化に気付きやすい。
アンバランスな時期を少しでも快適に過ごすための工夫・見直し・お心がけのヒントとなりますように。