
大仁農場では、野菜、フルーツ、花の栽培だけではなく、畜産もされています。平飼いの養鶏場も見学させていただきました。平飼い養鶏とは、平らな地面の上で放し飼いの状態で飼育する方法で、自由に動き回れるので体力がつき、病気になりにくい健康な体に育つそうです。その他にも狭いところに隠れて卵を産んだり、50~60センチほどの高さの木の上で眠ったりと、鶏本来の行動を制限しないことで、できるだけストレスを与えないようにすることで、薬に頼らなくても健康で丈夫な鶏に育つそうです。

日本の養鶏場の約90%以上は、鶏をかごの中で飼育する「ケージ飼い」で鶏を飼育しているそうです。窓もない小さなケージに何羽も詰め込まれ動き回ることのできないスペースの中で飼育され、効率がよく生産性は高いらしいですが、ケージの中で動き回れない鶏は病気にかかりやすく、治療には抗生物質を与えられます。ストレスで羽をむしり合っていることも多いそうです。
また、この養鶏場には、生理的健康を維持する為に、雄も一緒に飼育されており、雄1匹に対して、雌20匹らしいです。ハーレムですね!その為、全てではないですが、有精卵の卵が多いそうです。私は、卵に有精卵と無精卵、言い換えるとヒヨコが生まれる卵と生まれない卵があること自体知りませんでした。
そして、びっくりするほど、悪臭が一切なかったです。平飼いの場合は、鶏たちが過密ではなく、換気もしっかりされており、鶏舎の地面も土ということで、鶏糞は土と混ざって、自然分解されることがその原因だそうです。

ランチには、牛丼をご馳走になりました。大仁農場では牛の畜産を縮小されるそうで、大仁農場内にある食堂で、私達が食べた牛丼が、「最後の牛丼」らしく、とても貴重な牛丼をいただいてしまいました。

今回誘ってくださったバービックの坂ちゃん、そして大阪でコロッケ会社を経営する和田さんと、異業種メンバーでの見学でしたが、異業種のお話もとても新鮮でした。
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