
先日、久しぶりに、三重県にあるフルーツビネガー製造工場に行ってきました。私は「お酢の蔵」と呼んでいるのですが、明治20年から、築135年の木造の蔵です。

「じっくり発酵、ゆっくり熟成」をモットーとしており、非効率ではあるかもしれませんが、科学的ではなく、酢酸菌と自然の力に任せた発酵・熟成により、酸味の角が取れて、まろやかで口当たりがよく、飲むお酢に適した味わいになります。

この白いのが、酢酸菌の膜です。すごくないですか?こちら130年前から継承されている菌なのです。

この木樽は熟成させる樽ですが、1つ5トンも入ります。