せっかく広島まで来たので、ずっと行ってみたかった萩にある
松下村塾へ行くことにしました。とはいえ、日本海側なので、
ものすごく遠く、同じ山口県の方々には猛反対されました。
でも、予習もしっかりしてきたので、強行スケジュールでしたが、
行ってみました。
松陰神社前ですが、このあたりから空気が違いました。
これが松下村塾です。噂には聞いていましたが、とても小さく、
でも見ているだけで感動してしまいました。
本当にこんな小さいのです。
これが講義部屋です。部屋を見ながら、当時の様子をいろいろと
考えてしまいました。なぜここから初代総理大臣である伊藤博文や
久坂玄瑞、高杉新作など明治維新の主役たちが輩出されたのか。
どんなことを吉田松陰先生は伝えていたのか。
このあたりに確実に「人材育成」のヒントがありそうですよね。
最後にしっかり松陰神社で今までの感謝とこれからのお祈りを
してきました。そして今日出逢った松陰先生の言葉。
「至誠にして動かざるは未だこれ有らざるなり」
まごころを尽くして世の中を変えてみせる
「万巻の書を読むに非ざるよりは、寧んぞ千秋の人たるを得ん」
たくさんの本を読んで人間としての生き方を学ばない限り、後世に名を残せるような
人になることはできない
「一己の労を軽んずるに非ざるよりは、寧んぞ兆民の安きを致すを得ん」
自分がやるべきことに努力を惜しむようでは、世の中の役に立つ人になることはできない
とても心に染みました。松陰先生は、行き方、スタンスを伝えていたのかもしれませんね。
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