
日頃からお世話になっているリクルート・ホットペッパーアカデミー長の千葉さんの新刊「ライフキャリア」読見ました。今のこの時代のこのタイミングにぴったりの内容でした。従来は、平均寿命80歳で、60歳まで働いて、残りの20年を退職金や年金で余生をゆっくりと暮らすという人が大半でしたが、今の時代は平均寿命がどんどん伸び、企業の退職金も減少傾向、国の社会保険もあまり期待できない中で、60歳以降も働くことが当たり前になりつつある中、企業で働くサラリーマンであればある程度出世レースで結果が出る50歳という節目でそこからの人生を再考しようという内容です。今までの自分の仕事上の経験やキャリアだけではなく、趣味や好きなことを最大限活かし、自分の好きなこと、得意なことで、退職金や年金にプラスして収入源を作るという考え方です。その辺りをどのように設計していくかを詳しく書かれているので、とても面白かったです。私自身は自分で会社を経営しているので、多少異なりますが、40代中盤に差し掛かり、50歳という1つの節目までにどうなっていたいかを真剣に考える良いきっかけになりました。この本を読むまでは、60歳を超えたらゆっくりしたいと考えていましたが、従来は人生1ターンだったのが、2ターンに増えたと考えると、まだまだやりたいことがたくさんできそうで、なんだかワクワクしてきます。