

先日、エステティックグランプリのスクール委員会の活動で、原田委員長と一緒に、千葉県にある中村学園・アイエステティック専門学校にご訪問してきました。10年前ほどに、こちらの学校で3回ほど講義をさせていただいたことがあったので、久しぶりのご訪問でした。先月のグランプリファイナルにもお越しいただいたのですが、なんと先生のお1人は、アイエステティックの学生だった頃に一度グランプリファイナルを観戦していて、先生になって今年も観戦されたということで、エステティックグランプリも回数を重ねてきたことを感じました。今年の学生さんの感想も聞かせていただき、とても嬉しい気持ちになりました。

現在、どの業界もそうだと思いますが、エステティック業界も慢性的な人不足に陥っており、さらに未来のエステティシャンを担うエステティック科もエステティック科の学生も全国的に減少傾向にあります。そこで今期、エステティックグランプリでは少しでも「エステティック人口を増やそう」とスクール委員会を復活させました。

こちらの学校では、幼少期に少しでもエステティックの仕事との接点を増やそうと、エステティシャンの職業体験の企画を年に2回開催されており、地道な活動ではありますが、このような活動が全国的に広がれば、未来のエステティシャンが少しずつ増えてくると感じました。

そして、現在の学生さんの美容学校に入学するきっかけの1つとして、「たかの友梨さんに憧れて」というお話をお聞きしました。やはり業界外でも活躍するスターの存在はとても大事だと確信しました。

最後に、校内案内もしていただきました。とても設備・環境が整った学校であり、ここで学べる学生さんは幸せですね。ワゴン、水廻りなど、本当に綺麗に整っており、またすれ違う学生さんが全員気持ち良い挨拶をしてくださり、プロのエステティシャンが学校訪問することで、初心という意味でも、学ぶことが多いと感じました。私自身も反省です。

先生方には、とてもご丁寧に対応いただき、ありがとうございました。今期は今まで以上に学生さんに参加型のエステティックグランプリに進化できたらいいですね。

