今回、韓国に行った一番の理由は、韓国ビューティー産業効率開発協会が主催するKASF大会の授賞式に参加するためでした。私は、昨年もこのKASFという韓国のエステティックの大会に視察に来ており、今年は韓国の政治情勢を理由に、技術の動画を提出して審査されるというオンラインでの大会でした。ただ、授賞式だけはリアルで開催ということで、日本人の授賞者の代わりに賞を受け取ってきました。
今回、色々なお話も聞けました。韓国では、日本とは異なり、エステティシャンという職業が国家資格です。比較的最近、国家資格になったようですが、それによる業界に対するメリットやデメリット、また韓国はエステティックの大学も多数存在しているのですが、そのメリットやデメリットのお話もとても勉強になりました。また、ご存知の通り、韓国は美容医療大国ですが、その中でのエステティック産業の位置付けのお話もとても勉強になりました。日本も今後、より美容医療が存在感を高めていくことが予想される中、エステティック産業の立ち位置を考えるヒントがありました。
私自身、日本のエステティックグランプリと、世界中のエステティックの大会を繋げたり、日本の優秀なエステティシャンが世界で活躍するステージを作りたいと思い、活動しております。エステティックを通じて、世界と繋がり、エステティシャン同士が国を超えて交流し、共に高められたらいいですね。そして、日本から世界的に有名なスターエステティシャンが輩出されることを楽しみにしております。