箱根にある星の王子様ミュージアムへ行ってきました。
かなり昔に一度「星の王子様」を読んだことがあったと思いますが、
よく理解できず、あまり記憶に残っていませんでしたが、
このミュージアムの最後にショートの映画にまとめたものを観て、
人として大事なことの本質が描かれていて、とても感動してしまいました。
著者のサンテグジュペリさんは、飛行士だったのですね。
このミュージアムは、星の王子様ミュージアムでありますが、
サンテグジュペリミュージアムになっているので、
著者の生き様を感じることができました。この星の王子様が刊行されたときは、
既に亡くなっていて、こんな時代を超えた世界的ヒットになっていることは
本人は、知らないというのが皮肉なものですね。
館内の売店で、この本を買い、再度しっかり読みました。
以下、私の中での名言集です。
・心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ
・だれかが、なん百万もの星のどれかに咲いている、たった一輪の花がすきだったら、その人は、そのたくさんの星をながめるだけで、しあわせになれるんだ。
・きみが夕方の四時に来るなら、ぼくは三時から嬉しくなってくる。そこから時間が進めば進むほど、どんどん嬉しくなってくる。そうしてとうとう四時になるともう、そわそわしたり、どきどきしたり。こうして、幸福の味を知るんだよ。
・あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ
・では、おまえ自身の裁判をしなさい。それが一ばんむずかしい裁判じゃ。他人を裁判するより、じぶんを裁判するほうが、はるかに困難じゃ、もし、おまえが、りっぱにじぶんを裁判できてたら、それは、おまえが、ほんとに賢い人間だからじゃ。
・人間たちはもう時間がなくなりすぎてほんとうには、なにも知ることができないでいる。なにもかもできあがった品を、店で買う。でも友だちを売ってる店なんてないから人間たちにはもう友だちがいない。
・この子が綺麗なのは、心の中に薔薇を一輪持ってるからだ
・砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ……
・うん、夕日は見せてあげる。わしが命令してやる。だが、つごうがよくなるまで、待つとしよう。それが、わしの政治のこつじゃ。
・人間は、花のいうことなんていいかげんにきいていればいいんだから。花はながめるものだよ。においをかぐものだよ。
・花が、なぜ、さんざ苦労して、なんの役にもたたないトゲをつくるのか、そのわけを知ろうというのが、だいじなことじゃないっていうのかい?
・花はよわいんだ。むじゃきなんだ。できるだけ心配のないようにしてるんだ。トゲをじぶんたちの、おそろしい武器だと思ってるんだ。
・きみたちのためには死ねない。もちろんぼくのバラだって、通りすがりの人が見ればきみたちと同じだと思うだろう。でも、あのバラだけ、彼女だけが、きみたち全部よりもたいせつだ。
・子どもたちは、ぼろきれのお人形に時間を費やす。だからそのお人形はとっても大事なものになる。それで、とりあげられると泣くんだね・・・
・「心の中に一輪の花を持っている」というものではなく、「この世の中に花はたくさんあるけれど、自分が大事にするたったひとつの花がある」
・どんなおとなたちも、初めは子どもだったのだ
なんだか、純粋な気持ちになる本でした。
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