松山空港経由で帰る予定で、飛行機の時間まで時間があったので、
大好きな松山の街を散策してきました。
松山は、1つの街の中に、お城と温泉があり、夏目漱石や正岡子規などに
代表される文学者を多く輩出したことでも有名で、また坂の上の雲の舞台にも
なった場所でもあるので、明治時代を生きた人々のパワーを感じることができるのが
とても魅力的です。
まずは、正岡子規記念館へ。子規の生い立ちから死までが
たくさんの俳句とともに紹介されておりました。とにかく好奇心旺盛で、
たくさんのことに興味を持ち、それをアウトプットしなければいられないといった
性格なのが伝わってきました。漱石とともに近代文学の祖ですよね。
子規と漱石が一緒に住んでいたという愚陀仏庵の復元されたものも
展示されていました。ここに子規に俳句を学ぼうと高浜虚子など、
たくさんの人たちが集まってきていたようです。
そのあとには、坂の上の雲ミュージアムへ。
近代国家を目指す明治時代の人々の未来に向かって果敢に進む姿が
描かれており、なんだか現代の混沌とした時代に重ね合わせてしまいました。
日本で最初の新橋と横浜を結んだ汽車、万人が平等に受けられる
初等教育、ポーツマス条約など、とても勉強になりました。
先人たちの日本の将来を想う努力があっての豊かな現代なのだなぁと
実感し、改めて感謝の気持ちがいっぱいになりました。
たまにはこういう時間も大事ですね。
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