昨日、5月1日付で一般社団法人エステティックグランプリの理事長に就任いたしました。
エステティックグランプリとは、日本一のエステサロンやエステティシャンを決める
大会や地域勉強会、それらに付随する企画を運営することを通じて、
エステティック業界全体の健全な質向上を目的とする業界活性化団体です。
まだ3年前に設立された若い団体ではありますが、業界のたくさんの方々に
「共に学び、共に成長し、共に輝く」という理念にご共感いただき、
前期は、理事・実行委員が約140人、エントリーサロン数が549サロン、
大会観戦者数約4200人までの規模となりました。よりたくさんの方に
関わっていただける団体にできるよう頑張っていきたいと思います。
私は成し遂げたいことがあります。それは「エステティック業界を尊敬される業界にすること」
そのためには、以下の3つが必要だと思っています。
①エステティシャンがもっともっと輝き、誰からも認められ、憧れられる職業になること。
②エステティック業界に対するイメージがよりクリーンになり、エステティックがより身近なものとなり、1兆円市場の業界になること。
③業界の横のつながりが強まり、エステサロン、エステティシャン同士がお互いに認め合い、尊重し合う業界になること。
そのためにエステティックグランプリの活動を通じてできること。
①は大会を通じて、スポットライトを浴びるエステサロン、エステティシャンを輩出し、一般の方々からの認知を増やしていくこと、
そして、エステティシャン全体の知識の底上げを強化すること
②は現状の覆面調査を通じての接客・サービスレベルの底上げに加え、コンプライアンス、モラルの向上にも取り組んでいくこと。
そして業界全体で、一般の方々を巻き込める企画を組んでいくこと。
③現状おこなっている地域勉強会などをさらに深堀していき、共に学び、共に成長できる環境を整えていくこと。
そして、もっともっと多くの方にエステティックグランプリの活動を知っていただくこと。
これらの小さな積み重ねが必ずや「エステティック業界が尊敬される業界になる」ことに近づくと確信しています。
今まで、エステティックというだけで、不動産契約できなかったり、一部の媒体に広告に出せなかったり、
エステティックの会社に就職することを反対する親が多かったりと、悔しい想いをたくさんしてきました。
しかし、社会の中でエステティックが求められる役割は大きく、今後女性がさらに社会で活躍する割合や
場面が大きくなればなるほど、求められる役割も大きくなることは確実だと思います。
エステティックグランプリの理事・実行委員は、自分たちで自分たちの業界を良くしていこうという
熱い想いを持った団体です。本当に1人1人個性的で、魅力のあるメンバーです。
私個人は本当に微力で、不器用な人間ですが、エステティックに対する想いだけは人一倍強く、
それだけでここまできました。
私がエステティック業界に入ったのは2005年です。
エステティック業界の消費者トラブルがとても多い時代で、顧客満足度と業績が
反比例している現状を見て、「この業界を健全化したい」と勝手な使命感を感じて
この業界に入りました。そして、今エステティックグランプリが立ち上がり、
このような役割を務めさせていただけることは、とても不思議な気持ちですが、
これこそ自分の使命なのかなとも思っています。
これだけ素晴らしい仲間と同じ志を持って活動できることが本当に幸せです。
そして、大きな苦労を重ねながらここまで土台を作ってくださった前理事長の志田さんに
感謝の気持ちを忘れず、全力で自分の役割を果たそうと思いますので、よろしくお願いします。
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