ずっと観たかった「風立ちぬ」を観てきました。
ジブリの映画は、必ず何かしらのメッセージが込められていると思いますが、
今回は特に、宮崎駿監督の引退を聞いた上だったので、
どんなメッセージをこの映画の中に込めたのかをとても楽しみに観に行きました。
そして、どんな仕事でもそうなのかもしれませんが、すべては自分のしたいようにできるわけではないですが、
今回は宮崎駿監督が本当に作りたかった映画だと聞いています。予想通り賛否両論は起こっていますが、
私にとっては、本当に素晴らしい映画でした。
映画の中で、カプローニ博士が二郎に何度も「風はまだ立っているか?」と聞いていました。
最初はよくわからなかったのですが、映画を観終わったとき、おそらくこれは
夢と現実、生と死、仕事と家庭という互いに矛盾するものを描いており、
「風」はこの矛盾するものがぶつかって生まれるものを指しているのかなと思いました。
その中で苦悩を感じながらも、「生きろ」というのが今回のメッセージだったのかなと
私は感じました。
なんだかいろいろとまた考えさせられました。
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