昨日は、いつもお世話になっている方に明治座の演劇に連れて行っていただきました。
私は明治座も観劇も生まれて初めてだったので、とても楽しみでした。
観たのは、「コンダーさんの恋」という明治時代の鹿鳴館を舞台にした
喜劇でした。観劇に来ている方の8割以上は年配の方々でしたが、
本当に楽しめました。主役の大地真央さんは本当に素敵ですね。
今回、面白かったのが2つあり、約3時間の公演なのですが、
途中に35分間の休憩があり、その時間はなんとお食事タイムなのです。
明治座内のレストランや喫茶室で食べてもよし、どこかで買ってきて
席で食べてもよしなのです。明治座は浜町・人形町にあるので、周りには
老舗のおいしいお店がたくさんあるので、そこでお弁当が売られているのです。
そうやって明治座は地域とともに発展していったようですが、こういうのって素晴らしい考え方ですよね。
そもそも幕の内弁当って、幕と幕の間に食べるという意味で、ここからきているみたいです。
そしてもう1つが明治座内に売店がたくさんあり、和菓子やお茶や漬物などが売られていることです。
普通の劇場ですと、その公演の関連グッズが販売されていると思うのですが、
やはりターゲットが年配の方なのか、それが面白かったです。
明治座も今年で140周年のようです。日本の伝統文化を伝える1つとして
本当に大きな役割を担っていると思います。今回の演劇も
明治時代に西洋化が進んでいく中で、とまどい、苦しみ、もがく中でも
強く生きる女性が描かれていたのですが、なんだか現代も時代がものすごい
スピードで移り変わっていっているので、重なり合う部分を感じました。
また愛媛県の松山にでも行って、坂の上の雲の世界に触れたくなりました。
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