渡良瀬橋の後は、足利学校へ連れて行っていただきました。
足利学校は、日本で最も古い学校として知られ、その遺跡は大正10年に国の史跡に指定されています。
足利学校の創建については、奈良時代の国学の遺制説、
平安時代の小野篁説、鎌倉時代の足利義兼説などがありますが、
どれも定かではないようです。
足利学校は、応仁の乱以後、引き続く戦乱の中、学問の灯を絶やすことなくともし続け、
学徒三千といわれるほどに隆盛し、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルにより
「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されました。
宥座の器というものがあり、これがなんとも深いのです。
「空のときは傾き、水をほどほどに入れると起きてきます。
また、いっぱいに入れるとひっくり返ります。」
論語の中で、孔子は、「満ちて覆らないものはない」と述べており、
なるほどなぁと納得してしまいました。
学校の中に、漢字試験なんかも置いてあり、久しぶりで
ワクワクしてしまいました。
歴史がある町というのは、いいですね。
足利は、小さな町ですが、雪も手伝て風情があって
とてもよかったです。また行きたい場所ですね。
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