昨日は、熊本へ行ってきました。

新幹線で熊本駅が近づいてくると、屋根が崩れ、

ブルーシートが貼られている家がたくさん見えてきました。

熊本駅に、エステティックグランプリの仲間である

オージャスの木原夫妻が迎えに来てくれました。

益城町や南阿蘇に比べれば、熊本市内の被害はまだ小さいという

話でしたが、まだまだ街の至るところで、

家が全壊したり、潰れてしまっていたり、ビルが傾いていたり、

ヒビが割れていたり、赤札が貼られていたりなど、

ニュースでは毎日見てはいましたが、実際に見ると、

どれだけ大きな地震だったかが分かります。

木原夫妻も１週間程お子さんを連れて、

避難所生活をしていたらしいですが、お話を聞いていて、

ニュースでは伝わって来ないリアルな状況を感じました。

子供たちの夜泣きと周りの人たちの苛立ち、

夜のお年寄りの方々のトイレに行く大変さ、

トイレの汚さ、ノロウィルス、精神的不安定さ、

余震の恐怖などなど。

でも、そのような中、木原夫妻も被災者であるにもかかわらず、

積極的に連絡本部を作ったり、市の職員と連携を取ったり、

避難所でリーダーシップを取ったり、お年寄りや子供達を

助けたり、避難所をまわって、物資を届けたりなど、

そのような姿勢に本当に感動しました。

また、そのような背中を見て、木原夫妻のお子さんが

「自分は人のために動けていない」と泣いたというお話を聞いて、

さらに感動してしまいました。人は、追いつめられたときに、

本性が出ると言いますが、こういうときに人のために動ける

木原夫妻は本当に素晴らしいですね。

オージャスさんにも連れて行ってもらったのですが、

こういうときにもかかわらず、私にウェルカムボードを

書いてくださったスタッフの方々にも本当に頭が下がります。

本当にありがとうございます。嬉しかったです！

家も壊れ、サロンも壊れという状況の中、

今の生活もままならない中、他県に避難するという選択肢も取れたらしいですが、

自分たちのことだけではなく、スタッフさんたちのこと、

お客様のこと、会社のことまでも考え、

決して後ろ向きにならず、２人とも笑顔で前向きなお話をたくさんしてくれました。

既に次のステージの準備を進めているようで、

さらに偉大な経営者になっていくでしょうし、とても尊敬しました。

なんだか元気づけに行ったつもりではあったのですが、

逆に私自身が勇気をもらってしまいました！

そして、木原夫妻と別れた後、

大学時代の友人であるノブと合流。

今は、地元熊本で会計事務所を経営しています。

なんか久しぶりの再会で、テンションも上がってしまいました。

みんな大変な状況の中、本当に頑張っています。

とても勇気と元気をもらいました。

でも本当に無事でよかった！！！

現在、熊本では物資というよりも、多くの会社が経営難に

陥っているようです。求められているのは、熊本に行って、

お金を使うことだと言っていました。

熊本でエステティックを受ける、熊本で飲食をする、

熊本でお土産を買う、熊本の企業に仕事を発注する。

そのようなことが大きな支援に繋がりますね！