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なぜ植物は果実をつけるのか?

2020年08月09日

南の国から、美味しそうなマンゴーとパイナップルを贈っていただいた。こんな愛らしいフルーツを眺めていて、あることを思い出しました。

数年前、ビューティサイエンティストの岡部美代治先生に「フルーツの定義をブランドとして定めた方がいい」というアドバイスをいただきました。その時に即答はできなかったのですが、常に頭の片隅にその言葉が残っていて、事あるごとに考えていました。

あれから数年は経ちましたが、最近になってやっとその考えがまとまりつつあります。

植物を含む生物にとって、いかに子孫を残すかはとても重要なことです。植物は動物と違って、自ら移動することはできません。植物にとっては、子孫を残すための種を出来るだけ遠くに、さらに色々な場所に運ぶ必要があるようです。

なぜなら、できるだけ生息場所を拡散させた方が、その植物が途絶えずに生き残る可能性が高まるからです。仲間たちが様々な場所に散って、色々な場所で暮らしていれば、生息地の一箇所がダメになっても、その種は生き長らえることができるからです。

そのために、植物は鳥たちなどに、果実を種と一緒に食べてもらい、糞として排泄される事で運んでもらう方法を取っています。鳥は翼を持っており、より遠くに種を運んでくれます。

視覚に頼る鳥たちに見つけてもらうために、植物の果実は、色鮮やかな目立つ色をしており、甘い実をつけることが多いのです。いかに鳥に発見してもらい、美味しそうに思われ、食べてもらうことが大事ということです。言い換えれば、繁殖活動とも言えます。

魚類、鳥類、両生類、昆虫類、そして哺乳類のほんの一部も繁殖期になると、体色の一部が平常時とは異なる色に変色し、異性にアピールしています。

そう考えると、「果実とは何か?」という問いに対しての答えは、果実たちは、鳥たちに選んでもらうために、植物それぞれの「美しさ」を最大限表現した形が果実ということになります。

そんな自然界の最高の美である果実の恵みをオーガニックコスメや食品として商品化したのがフルーツルーツということになるのです。

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株式会社ES-ROOTS(フルーツルーツ)
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代表ブログ

東京・目黒の国産オーガニックコスメFruitsroots(フルーツルーツ )の代表ブログ。代表榎戸の日々の活動やオーガニックへの熱い想いを記事に。

榎戸淳一

榎戸淳一

株式会社ES-ROOTS 代表取締役社長。「国産」「オーガニック」「フルーツ」「ビューティ」を軸に「フルーツルーツ」というブランド名で、プロダクトとサロンを展開している。山野美容芸術短期大学で「サロン経営学」「オーガニックコスメ」の非常勤講師も務めている。

中央大学商学部会計学科卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。「エステティック業界の健全化」に使命感を感じ、エステティック業界のコンサルティングを立ち上げる。2009年8月同社退職後、オーガニックコスメの魅力に惹かれ、新しいエステティックサロンを追求するため、株式会社ES-ROOTSを立ち上げ、代表取締役に就任。2010年1月に東京都目黒区にオーガニックコスメ&エステサロン「フルーツルーツ」をオープンさせる。第2回エステティックグランプリでは、モデルサロン部門、フェイシャル技術部門で2冠を受賞。ビューティーワールドジャパンのメインステージ、たかの友梨ビューティクリニックなど、様々な講演講師も務める。一般社団法人エステティックグランプリの2代目理事長も務めた。著書に「サロンはスタッフ育成で99%決まる」「サロンとスタッフが輝く28+8の成功法則」「愛されるエステティシャンの秘密」がある。

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