
先日、静岡県富士市にある茶畑と製茶工場を見学させていただきました。天気のいい日は富士山が近くに見えるということですが、日頃の行いが悪いせいか、今回は見えずでした。年間100日くらいは見えるそうで、冬場は見える日が多いそうですが、7月8月はほとんど見えないそうです。

お恥ずかしながら、私、緑茶、ウーロン茶、紅茶は全く異なる茶葉だと思っておりましたが、全て同じ茶葉で作れるということを初めて知りました。緑茶が未発酵、ウーロン茶が半発酵、紅茶が完全発酵という違いだったのですね。さらにジャスミン茶は、緑茶をジャスミンで香りづけしたものということに驚きでした。

また、何気なく飲んでいる煎茶(茶葉を蒸して揉んで作る)、玉露(日光を遮り栽培することで旨味を出す)、番茶(成熟した茶葉を原料とする)抹茶(被覆を行った茶葉を乾燥、粉末状にする)焙じ茶(焙煎で香ばしい香りを引き出した)の違いも全く分かっておりませんでした。

製茶工場での、蒸して、揉んで、乾燥させる機械の工程もとても勉強になりました。ご丁寧にありがとうございました。