幼稚園・保育園の若手経営者勉強会である「尊徳塾」で
講演する機会を、前職の先輩である雑賀さんのご紹介で
いただきました。この「尊徳塾」は株式会社登龍館という
幼年教育図書の出版や教室の運営を主とする会社が主催しています。
言葉の教育や心の教育をとても大事にしているとても素敵な会社です。
事務所の入口を入ると、二宮尊徳像が出迎えてくれました。
出版されている書籍もいただいてしまいました。
早速すべて読みました。
「心が言葉を生み、言葉が心を育てる。」
「心も言葉もそれにふさわしい行動や表情を伴って成り立つ。」
「よい習慣がよい人をつくる。身なりの乱れは心の乱れです。」
「言葉遣いは心遣い」
道徳書であり、教養書なのですが、1文1文が心に刺さりました。
今回のメイン講師は、私の憧れの野口芳宏先生。
先日のブログでも「利他の教育実践哲学」の書籍でご紹介させて
いただいた先生です。これだけの先生であるのに、とても謙虚で
大きな器で接してくださいました。
第一講座は、野口先生。
『和俗童子訓』という江戸時代に福岡在住の儒学者貝原益軒によって
書かれた日本で最初の教育書を使って、解説をしてくださいました。
①孝・・・親孝行をすること
②弟・・・目上の兄弟や年配の親戚を敬うこと
③謹・・・謹む姿勢の大切さ
④信・・・口だけの人間になってはいけない、実行せよ
⑤愛・・・自分と交わり接するすべての人々に、情けをもって、心から労わる
⑥仁・・・善人に近づいて見習い・聞くことが大切
好きか嫌いかは自分が決める
良いか悪いかは社会が決める
正しいか正しくないかは歴史が決める
自分と向き合い、自分を反省するとてもよいきっかけとなりました。
第2講座は、前職の先輩であるクロスライフパートナーズの雑賀社長。
幼稚園経営についてのお話でしたが、エステティックサロンサロン経営と
業種は違えど、共通する点がかなり多く、本質は同じなのだなと改めて感じました。
プレゼンテーションのお話など、とても勉強になりました。
最後、第3講座は私が担当させていただきました。
全くの別業種の方への講演ということで、とても緊張しましたが、
経験しかお話できませんので、自分の経験とそこから導きだされた
考え方などをお話させていただきました。
その後の懇親会もとても楽しい時間でした。教育業界にいる方々って
とても面白いです。保守的な部分もありながら、現状に危機感を持ち、
革新していこうとする方もたくさんいらっしゃいます。
幼稚園、保育園のお客様にあたる親満足はもちろん追求してしていきながらも
自分たちの園の理念、教育方針を貫いていくことの難しさ。先生業という立場。
どんな業界も共通点はありますね。
幼稚園・保育園って初期教育を担当しているわけですが、本当に大事な役割ですよね。
教育業界にとても興味を持ってしまった日になりました。
本当によい機会をいただき、ありがとうございました。
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