先日、アカデミー賞受賞の「ドライブ・マイ・カー」観てきました。
久しぶりの東京ミッドタウン日比谷。満席かと思って行ったら、以外と空いていてびっくりしました。
最近は、映画館も環境配慮なのですね。
主人公が、怒りや悲しみといった感情を心の中に仕舞い込んでいるのを観ながら、自分と向き合わせる映画でした。人は、裏表の二面があると思われがちですが、もしかしたらもともと人は多面的であり、この多面性を受け入れることが人間関係において必要なのかもしれないと思わされました。 「相手のことを全て理解しようとすれば苦しい。だから自分と向き合うことが大切」といった言葉が印象に残りました。北海道での無音のドライブシーンも印象的でした。最後の終わり方が村上春樹的な感じで、ふわっと終わり個人的には余韻を楽しめてよかったです。